更新申請およびその他手続きに関する質問
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証明書を更新する際、証明書のクラスを問わず、前回発行時に登録されている証明書発行先組織の組織名および登録住所(および代表電話番号)の変更はできません。EV SSLについては、証明書要求やEVサブスクライバ契約への電子署名者に変更ある場合も、米国認証局ポリシにより更新はできませんので、ご注意ください。
なお、証明書の更新時の証明書発行先組織担当者情報(氏名・部署・メールアドレス)の変更は、証明書のクラスを問わず可能です。(ただし、CSRの英文組織情報(ディスティングウィッシュ・ネーム情報)はこの限りではなく、部署名"OU"以外の情報は一切変更はできません。)
更新されるSSL証明書の有効期限は、現在稼働中のSSL証明書の有効期限に、更新時お買い求めになった有効期間(X年)が加算されます。
例えば、稼働中SSL証明書の有効期限が2009年4月1日までだとすると、現在稼働中のSSL証明書の有効期限30日前以降いつ更新処理をされても、常に(2009+X)年4月1日まで有効なSSL証明書に更新されることになります。
通常リキー再発行には認証手続きは不要ですが
米国認証局判断で、発行審査(ドメイン認証・組織認証・EV認証)をフルに再実施することがあります。
この場合、想定以上に証明書の再発行に時間を要することがありますのでご注意ください。(前回認証手続き後に組織名や登録住所に異動がある場合には、リキーではなく、改めて「新規」ライセンスをご購入頂くことになりますのでご承知おきください。)
リキーにより証明書が再発行された場合、その時点から「72時間」で再発行前の証明書が自動失効します!
従い、それまでにサーバ上での新旧証明書の「置き換え」を完了する必要があります。
新旧証明書置換の「タイムラグ」を最少化することは、過去事例 からも極めて重要であり、数十台規模のサーバで稼働する同一証明書は、敢えて秘密鍵を複数に冗長化し(別途ライセンス購入が必要です)、リスクを分断することが合理的です。
大規模システムの複数サーバ上で単一証明書を共用されているお客様で、多数人員を夜間等に配し実施される証明書置換作業を抜かりなく完了させるためは、再発行前証明書が自動失効してしまう「リキー」ではなく、現行証明書に一切影響を与えない「新規ライセンス」の別途ご購入をお薦めします。
ジェイサートではサポートしておりませんので、詳しくは各製品のアプリケーションマニュアルか開発元・販売元にお問い合わせください。
お客様の参考資料として、Apache、Microsoft IIS における秘密鍵のエクスポート、SSL証明書及び秘密鍵のインポートに関する手順につきガイドを用意しております。詳細はこちら。
ただし、証明書発行先組織の組織名あるいは登録住所に変更あった場合には、証明書のクラス(認証レベル)に関わらず、更新はできません。改めて、新規にてご申請頂きます。この場合、60日を上限に新規証明書の有効期限を調整できますので、弊社サポートGまでご相談ください。
お客様の参考資料として、Apache、Microsoft IIS 6以降における秘密鍵のエクスポート、SSL証明書及び秘密鍵のインポートに関する手順につきガイドを用意しております。詳細はこちら。
更新時 | 更新処理により新たなSSL証明書が発行されましても、現在利用中のSSL 証明書の有効期間内であれば継続利用頂けますので、その有効期限内に余裕をもって更新証明書との置換を完了してください。 |
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ルートオプション 実施時 |
ルートオプション実施による再発行時、新しいSSL証明書が発行されてから「72時間」経つと、現在利用中のSSL証明書は失効(クライアントPC側でエラーとなります)されますので、それまでにサーバ上での新旧証明書の「置き換え」を完了する必要があります。 |
リキー時 (CSR/秘密鍵変更) |
リキーによる新しいSSL証明書が発行されてから「72時間」経つと、現在利用中のSSL証明書は失効(クライアントPC側でエラーとなります)されますので、それまでにサーバ上での新旧証明書の「置き換え」を完了する必要があります。 |
マルチドメイン入替時 | 付帯ドメインの入替や追加による新しいSSL証明書が発行されてから「72時間」経つと、現在利用中のSSL証明書は失効(クライアントPC側でエラーとなります)されますので、それまでにサーバ上での新旧証明書の「置き換え」を完了する必要があります。 |
現在御利用中の証明書(更新前)は、いつ更新処理を実施しようと、その有効期間一杯そのまま利用頂けますので、現行の付帯ドメイン構成の暗号化も更新前証明書の有効期限一杯継続利用できます。
なお、更新処理時、付帯ドメインの上限枠数の変更はできませんので、新規で取直しとなります。この場合、30日を上限に新規証明書の有効期限の調整が可能ですので、新規取直し申請時「注文連絡欄」にて有効期限調整を希望される旨ご連絡ください。